久しぶりにアルフォウ強化が来たって...!?
おひさしぶりです。しおんです。
前環境のapex植物時代、植物はワンチャンとれる可能性がありましたがapexがつらすぎてかなりの向かい風だったアルフォウ。
その時代の中でも「選択する物語」によってついに自分のシグニをバニッシュする手に入れたアルフォウは、アーツを激重にすることによって環境と戦っていました。
しかしやることは今までのアルフォウと大して変わることはなかった。選択を手にしたことによりアーツを重くすること、マルチエナを容易に構えることができるようになったことにより、引きゲーをしなければならなかったカツレツをメインデッキから抜き竜滅を採用することでエナさえあればいつでも相手のエナを4エナにすることができるようになった。
だとしても、基本戦術は、常に3面を開けることによる3面要求をし続ける。それかデッキを3枚にしてサユラギをたてる。それかサユラギがテキサハンマをめくる。この3択しかなかったのだ....
....っとここまでは前環境のお話。本当は選択する物語ガン積みのアルフォウに関しても記事にしようとおもってた時期があったのですが、僕がその時期に選択する物語入りアルフォウを全然まわすことができなかったのと、わりと環境に絶望してアルフォウを握らずに遊月やメルを回してたもので、ブログにかけるほどじゃなかったので断念しました。
そろそろ本題に入りたいと思います。
18弾が発売され、環境トップといっても過言ではない散華ウリスの登場により、新たな悪魔が多数収録されました。アルフォウは黒であり、サユラギは悪魔ということもあってわりと期待していたのですが、やはりウリス限定のついてない悪魔も少しだけ存在し、ウリスのおこぼれをもらえて嬉しかったですね。っといっても使えるかなというシグニは僕的には、「男鹿の伝承 ナマハゲ」くらいだったかなと思います。
男鹿の伝承 ナマハゲ 黒 レベル2 悪魔 パワー3000
:あなたのトラッシュに〈悪魔〉のシグニが6体以上ある場合、あなたのデッキの一番上のカードをエナゾーンに置く。
出現時に1エナチャージできるシグニですね。トラッシュを肥やすのが得意なアルフォウならばわりと達成はしやすく、エナチャ要因としてはとてもいいシグニかなとは思います。
...しかし、エナチャできるだけじゃアルフォウができる戦法は増えない....
次の弾に期待するしかないか...と思ってたときに、6、7月のプロモパックの収録カード情報の解禁。
そのカードは
疾走の魔鹿 フルフル 黒 レベル1 悪魔 パワー2000
:あなたのトラッシュにカードが25枚以上あるかぎり、このシグニは【アサシン】を得る
:このシグニが手札またはデッキからトラッシュに置かれたとき、あなたのデッキの上からカードを3枚トラッシュに置いてもよい。
効果を見た瞬間にやばいとおもった... おそらく悪魔であるし運営はウリス強化のために作ったカードであろう。しかしこのカードには限定がない。かつ、まさかのアサシン持ち。ついにアルフォウにも新たなアタッカーが生まれたのだ。
っていうのが最初見た時の感想。
でもよく見てほしい。フルフルの効果はそれだけではない。下の効果である。
「この効果使えばサユラギアタックでデッキが6枚や9枚からでもリフ入れるんじゃね!?」
今まではサユラギがアタックすることでできることは、デッキ3枚削ってテキサハンマをめくる、デッキを3枚以下に調整してアタック時にリフをいれてルリグ効果でバニッシュして1点いれる、ことしかできなかった。しかしこのフルフルがいれば、サユラギアタックのタイミングでデッキからめくることによってまた3枚落とすことが可能になり、そこからまた....とやれば、今まで3枚以下でしかリフに入れなかったのが一気に範囲が広がったのである。
ここで問題となるのが、どうやってフルフルをデッキが少ない状態でデッキにとどまらせるかである。デッキの中をみて判断するしかないかと思ったが、ここであるカードが思いついた
サード・ディスティニー 白1赤1無1
使用タイミング メインフェイズ アタックフェイズ
以下の3つから1つを選ぶ。あなたのライフクロスが2枚以下の場合、代わりに2つまで選ぶ。
①あなたのデッキの上からカードを3枚公開する。その中から好きな枚数の無色ではないシグニを場に出し、残りをトラッシュに置く。それらのシグニのの能力は発動しない。
②対戦相手のトラッシュにあるカードを3枚までゲームから除外する。
③あなたのトラッシュからカードを3枚までデッキに戻してシャッフルする。その後、カードを1枚引く。
これ使えばフルフル戻せるしエクスクルードできるしいいじゃん!
というわけでフルフルとサーディスをいれた新プランを採用してデッキを構築することに。流石に1度しか打てないので使いどころが難しいかもしれないがとても面白そうではあった。
という感じで新しいアルフォウ構築を考えてたわけですが、そこからすこし経った後、カードゲーマーに付録としてついてくるカードの情報が公開されました。それがこのカードです。
怠惰の魔王 ベルフェゴール 黒 レベル2 悪魔 パワー7000
:あなたのトラッシュにカードが15枚以上ないかぎり、このシグニはアタックできない。
:このシグニがアタックしたとき、あなたのトラッシュから黒のシグニ7枚をデッキに加えてシャッフルする。そうした場合、ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを-7000する。
:ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーをあなたのトラッシュにある黒のカード1枚につき、-1000する。
なんじゃこりゃ。
フルフルよりも衝撃的でした。限定なし、レベル2以下のアタック時トリガーがあるだけでも十分強いのに、黒のシグニをデッキに戻せるという効果。
先に述べたフルフルをデッキに戻すプランにサーディスを採用するという構築を考えてたこともあって、僕はこのカードを見た瞬間にやばいと思いました。
また、新しいアルフォウではLBなし枠がいっぱいいっぱいで、LB枠を何にしようと悩んでいたこともあり、このいみわからんくらい強いLBにはびっくりしました。
というわけでサーディスなんか採用せずともフルフルを戻せるプランができたということで、もともと考えてた構築は没になりましたがまた新たに考えることができる楽しみができました。
といった感じで、久しぶりのアルフォウ強化というのは、このフルフルとベルフェゴールですね。
おそらくtwitterなんかをやってるひとであれば、この二枚どちらも情報がでたときに「ウリス強化だ!」という声よりも「アルフォウ強化だ!」という声のほうが大きかったのではないかなーと思います。
ではこの二枚が追加されたことによって、アルフォウはどんな新しい動きができるようになるのかを説明していきたいと思います。
まずは理論的な話から。
サユラギはアタック時にお互いのデッキを3枚トラッシュにおくることができます。そのタイミングでフルフルがめくれると、+3枚自分だけ多くトラッシュにおくることができます。そうなると理論的にはこの+3枚多くめくり続けることで最大15枚(フルフルが4枚トラッシュにいく)トラッシュにおくることができます。ということは、サユラギは最大でデッキが15枚ある状態からアタックでリフレッシュに入ることが可能になったのです。
サユラギアタック→三枚トラッシュ→フルフル、テキサ、イフリード、→テキサ出す、イフリードでマイナス2000→フルフルの効果で3枚トラッシュ→フルフル、イフリード...→....→リフレッシュ→ルリグ効果発動
ということが成功すると、
サユラギアタックだけで、デッキを15枚掘って、イフリード効果でパワーマイナス8000して、テキサハンマをだして、リフレッシュする。
ことが可能になりました。....理論的には。はい。
正直ここまでうまくできることは実践では難しいですが、できるということを覚えといて損はないです。公開領域にフルフルが見えてないと最大15枚からリフレッシュに入るということは、ワンチャンそれで倒せるということだけでなく、この理論を知っている対面のかたにプレッシャーを与えることができます。
理論的にいっても実践でできなければ意味がないので、もう少し運要素が少ない、狙ってできそうなプランを説明します。
先に述べているように、フルフルがデッキの中に入っていることによってサユラギはデッキ3枚以下でなくてもリフレッシュに入れるようになりました。
ということで一番わかりやすい新しいプラン一つ目は、デッキの中にフルフルが1枚存在しているときにデッキ6枚からリフレッシュです。今までは3枚以下でしかこれができなかったため、デッキが3枚のときならば一応次のターンも2ドローのあとデッキが1枚でまたそのプランをとれたのですが、デッキが2枚以下の場合、次のターン頑張ってもドローでリフレッシュしてしまいます。だいたいの場合、ドローでリフレッシュに入ることは本意ではないと思いますのでそれになってしまうとわりと悲しい感じでした。しかしフルフルによってデッキが6枚あってもリフに入れるということで、この次のターンであっても同じプランをとりやすくなりました。
また、このプランに関しては、デッキのフルフルの枚数が+1されるとデッキを掘れる枚数が+3されますので、(デッキの中のフルフルの枚数+1)×3枚であればリフレッシュに入るプランをとれます。先にも述べましたが最大は15ですね。
次に紹介するのが、ベルフェゴールに関してです。
ベルフェゴールはついにアルフォウにきたアタック時にバニッシュできるトリガー能力を持つシグニです。単純にアタッカーが増えたこと、面を開けずに点をとれるようになったこと、それだけでもとてもありがたいシグニですね。
単純にその効果を使って点をとりにいくだけではエナをすこし絞れるだけでさほど変わってませんので、今回説明したいのは、アタック時にトラッシュの黒のシグニを7枚デッキにもどすことができるという能力に関してです。
単純に自分で選んでデッキに戻せるのでその後のデッキの中身を強くできるということもありますが、ここで注目したいのは、先に述べた新プランの前段階です。
普通にデッキにカードを戻すだけでは、むしろリフから遠のくように見えるので気づきにくいとは思いますが、意図的にデッキの中にフルフルをもどすことができるので、実際はリフがはやくなる、リフするタイミングを自分で作ることができます。ということは、フルフルがいったんトラッシュに落ちてしまったとしても、先に述べたプランを実行できる可能性が大いにあるということです。
では、どんなタイミングでベルフェゴールの効果を使うべきか?
ベルフェゴールの効果は7枚デッキに戻す効果ですので、デッキが8枚以下であれば、理論上7+8の15枚ならばサユラギアタックでそのままリフにはいることができます。リフにはいりたいのであればあまり現実的ではないのでもう少し減らしたほうがよさそうです。枚数が少なければ少ないほどリフに入る可能性はあがるわけですが、ここで考えてほしいのが、フルフル以外のカードを落としたいときです。
ベルフェゴールは7枚戻せるということは、例えばフルフル4枚を戻そうとした場合、あと3枚戻すことが可能です。そこでイフリードやテキサハンマなどをもどすことによって、フルフルの効果より前にイフリードやテキサハンマの効果をトリガーすることにとって、リフレッシュするよりも先に効果を使用できます。どういうことかと言いますと
サユラギアタック→フルフル①、フルフル②、なにか、がトラッシュ→フルフル①の効果で3枚トラッシュ→テキサハンマ①、イフリード①、フルフル③がトラッシュ→先にテキサハンマ①やイフリード①の効果を発動→その後フルフル②の効果で3枚トラッシュ→リフレッシュ
というように手順を踏めば、今まではリフレッシュによって発動タイミングを逃してしまっていたシグニも、効果処理が複数のフルフルによるものの場合、間に挟むことでしっかり処理を行ってからリフレッシュにはいることができるのです。(一応公式に質問していますが回答待ちです。)
何が言いたいのかと言いますと、その間に使いたい効果をちゃんと使えるかどうかという点です。wixossのルールでは、リフレッシュはルール処理であり、どの効果解決よりも先に行うという感じのルールがあります。ですので、ここで言うのならば、最後にフルフルの効果でトラッシュに落ちたと同時にリフレッシュに入った場合、その3枚のカードの効果は使用できません。ということは、最後に落ちるカードの枚数はできる限り1枚にすることで効果を発動しやすくさせることが可能です。
どういうことか、それは端的にいうとデッキの枚数を3の倍数+1にするということです。こうすることで、サユラギアタック時とフルフルは3枚ずつしか落とすことができないので、最後のデッキの枚数が1枚になります。
ここでベルフェゴールの話に戻ります。ベルフェゴールは何度も言いますが7枚デッキに戻すことができるので、この理論でいきますと、ベルフェゴールの効果を使用する前の段階でデッキ枚数が、3枚、6枚、のときが最後を1枚にすることができるおすすめ枚数です。
また、デッキ枚数が3、4,5の時の場合、フルフルが3枚あればリフまでもっていけますので、うまくいく可能性が高いです。
ちなみに、デッキ枚数が1,2枚の時の場合、言わずもながら、フルフルが2枚あればいけますね。
このように長々と説明してしまいましたが、ようするにベルフェゴールはデッキが8枚以下のタイミングで使うとどのタイミングでも強いよっていうお話でした。
まあ問題はベルフェゴールを如何に殴らせてもらうかというところでしょうか。そこは正直僕もまだ考察中でうまくまとまってないですが、wpにでてもっとまとまったらまたブログで解説できたらいいなと思います。
最後にこの2枚が入ることによって僕の構築が変わった点を紹介。
一枚目はこの子
好色の罪人 ベルフェーゴ 黒 レベル2 悪魔 パワー5000
:あなたのデッキから<悪魔>のシグニ1枚を探してトラッシュに置く。その後、デッキをシャッフルする。
ベルフェーゴです。ベルフェゴールさんの親戚です(?)。
このカードの採用理由としては、一つ目は、悪魔を落とせるということで、フルフルをデッキから落とした場合、フルフル+3枚デッキからトラッシュにおくるというムーヴが可能になりました。だすだけでサユラギのパワーマイナスの補助になりますね。また、今までメインでの自分のデッキを掘るギミックがチャームをつけることくらいしかなかったため、一気に4枚トラッシュにおくれるというのは大きいです。
二つ目は、デッキの中身を見れるということです。新構築では後半デッキのなかにフルフルが何枚入ってるのかがとても重要です。ですが、一回リフレッシュをいれてしまうとまたデッキを掘ること自体は得意ではないですので、デッキを見て、盾に何枚フルフルが埋まってしまっているかを確認する目的です。
2枚目は
千夜の夜王 イフリード 黒 レベル2 悪魔 パワー2000 ウリス限定
:このシグニがあなたのデッキからトラッシュに置かれたとき、ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを-2000する。
あなたのトラッシュにある《千夜の夜王 イフリード》4枚をゲームから除外する:ターン終了時まで、対戦相手のシグニ1体のパワーを-15000する。この能力は使用タイミング【アタックフェイズ】を持ち、このカードがトラッシュにある場合にしか使用できない。
:【エナチャージ1】
先にあげたベルフェーゴさんとセットでいれられることが多いシグニのイフリードさんです。
まあほかのデッキに採用したことがあるひとはわかっていると思いますが、採用理由一つ目は、ベルフェイフリードでパワーマイナスをかけることができることです。二つ目は、ベルフェゴールのあたりでもすこし出しましたが、フルフル連鎖の間に仕込むシグニです。イフリードを4枚戻すことで、運がいいと最大パワーマイナス8000までできますので、だいたいのレベル3シグニを倒せるラインまで到達します。それを不意にやることで唐突に点をとれる、というのが最大の採用理由ですね。
正直僕はこのシグニは場にだせないのであんまり好きじゃないのですが、このムーヴができるとけっこう楽しかったので4枚投入ありだと思います。
長々と書いてしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回はアルフォウ強化ということでフルフルとベルフェゴールを採用することによる新プランの考察でしたが、いかかでしたでしょうか。おそらくアルフォウ使いのみなさまはわりとひさしぶりの強化で嬉しがり、僕みたいにいろいろ使い方を考えているのではないかなーと思います。僕が使うんだったらこう使う!っていうのを書き綴っただけなのでこれが正解というわけではないです。ぜひいろいろな使い方を考察してみてください。よかったら僕にも教えてください。
ちなみに、この記事を書いているのは6月2日ですので、ベルフェゴール実装から2日、フルフル実装から1日です。
ようするに何が言いたいかといいますと、まだメインデッキの構築がしっかりと定まっていません。ですので、フルフルベルフェゴール入りアルフォウをwpなどで回せてメインデッキの構築が固まってきたら、またその時は記事にしたいと思います。
それでは今回はこの辺でノシ