しおんの一人語り

アルフォウの魅力、伝えます

WIXOSS EXPO 世界大会東京予選を振り返って

おひさしぶりです。しおんです。

 

 

すこし日が経ちましたが、2017年8月6日に行われた、WIXOSS EXPO に参加してきました。その中では、今年最初となる世界大会の東京予選が行われ、今年はチーム戦ですね。

まあおそらくwixossやってる人であれば今回のチーム戦のルールは知ってるとは思いますが一応説明。

 

 

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今回のチーム戦のルールとして、この3つの枠組みの中から一つずつルリグを選び、3人チームで戦うというものでした。

というわけで、端的に言いますと、僕はother枠担当でアルフォウを使わせていただきました。

 

おそらくまず最初にみなさんが思い僕も思ったのは、圧倒的にselectorが強いということ、otherに目立つルリグがいないことですかね。lostorageはわりかし中堅的な強さがあり、ワンチャンselectorもみれそうでよかったと思います。

今回のこのルール、selector枠がselector枠同士で戦うわけではなく、配置も自分たちで決められるため、otherだけめっちゃルリグの選択に悩まされ、勝てるか微妙な枠だったかなと僕は思います。

 

ですが、うちのチームは僕がアルフォウ大好きなことを知っていましたので、

 

 「とりあえずotherはしおんさんがアルフォウ使えばいいんじゃね?」

 

的な雰囲気で一瞬でotherは決まりました。むしろチーム組む前から決まってました。

僕としては非常に嬉しかったのですが、正直勝てる見れないルリグが地味にあるので自身はあまりありませんでした。しかし他のotherを考えると、わりかしアルフォウでもいいんじゃないかって感じだったので、精一杯がんばりました。

 

 

とりあえずチーム戦の説明はおしまいとして、今回の東京予選の結果です。

座った位置はAです。(先鋒です。)

 

1回戦

5ミュウ 後攻  ✖ チーム 0-3

 

2回戦

5エルドラ 後攻 〇 チーム 2-1

 

3回戦

スイングライド4アイヤイ 後攻 〇 チーム 3-0

 

 

勝ち点15点で70位。予選落ちです。

あと1回勝ってれば上がれた説があったので悔しいですね。

ちなみに、今回横に座っていたのは、あーや、植物緑子 です。

 

使用した僕のアルフォウはこんな感じです。↓

 

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右でちょっと光っちゃってるのはアステカです。

 

サバを6まで切り、現環境だとわりかしささるルリグがあるためカツレツを3枚まで増やしました。トオンエルドラ対策兼対面のデッキを1枚削る、青エナ要因としてナフシュの採用、地味に面をうめるだけで点を抑えられる対面がいることと、アンサプが2面埋めになることを考えアステカの採用、カツレツが引きたいためサバのLBはドローに寄せました。それ以外のメインデッキに関してはおそらく一般的な感じで、ダガの採用は過去の記事にも書きましたがけっこう役割が好きなので今回も採用しています。

 

 

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おそらくこのメインデッキを見て多くの人が思うのは、イフリードを採用していないことなんじゃないかなと思います。

 

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イフリードの非採用理由は4枠作ることができなかったからです。むりやり作るとするなら、ダガ2枚、ナフシュ1枚、サバ1枚を変えるとかだったとは思います。しかしそうすると、後攻1ターン目の動きが弱くなり、青エナ、赤エナをアーツで使用するのにそのエナが減ってしまいうてない可能性がでるということもあり、今回は採用しませんでした。もっとも、イフリード自体は非常に優秀なので採用はしたいのですが、運要素が大きくなってしまうのと、ハンドに来たときの処理のために他のカードも採用しなければならなくなり(デスライクデスとかでハンドきったり)、一気に構築が変わり慣れてないイフリードアルフォウを使うならダガいれたいなーって感じです。

 

LBなし枠は、イフリードを採用しなかったのでベルフェーゴの採用もなしに。バイジェループパーツに関しては、ヘイケとバイジェはいつもの枚数、スカンダガネシャを6まで増やしました。これは、後半の面形成が地味に安定しなかったので増やすことによりバイジェ回収から好きな黒シグニを回収できるのは大きいため、後半でも引けるように増やしました。

フルフルは強いので4です。前回の記事でもかきましたが、落としても強く、なにより想像以上にアサシン達成がわりかしできるので4ないと公開領域にないこともあるため必要だなとおもいました。

 

 

次にアーツに関して。けっこう変わったアーツ構成になっているんじゃないかと思います。前回の記事で少し19弾環境のアーツ構成に関して述べましたが、その中のアーツがけっこう採用してます。イノセントディフェンスとアンチアビリティは僕のイチオシと言ってますが、一番使いたい対面はアロスピルルク等の面を開けたくない対面に対してです。

 

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ちなみに今回予選にて当たった対面、ミュウに対してはキャッチリリースにカットインでアンチアビリティをうつことでグソクの出現時を消したり、アイヤイに対しては連パンをとめることができました。

 

 

次に、バッドナンバーです。これ打ったら毎回対面に効果を確認されるくらいには知名度がなかったです。

 

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バッド・ナンバー 

黒0 使用タイミング メインフェイズ アタックフェイズ

 

対戦相手のレベル3のシグニ1対をバニッシュする。

 

 

おそらく採用してるひと全然いないとは思いますが、けっこう使えます。

レベル3のみバニッシュできます。レベル1,2はできません。しかし、これ0コスアーツなんです。止め系デッキに対しては腐ってしまいますが、3以降に乗る対面に対しては腐ることがないです。このカードの採用理由は、緑子のホークを飛ばせるということです。アルフォウに対してはノーパンからのロングショットを狙うことが多いと思いますので、これでホークを飛ばすと止まる可能性が高まります。まあコスモウスの連パンが止まってないので怖いのですが...

今回は対面がどれも3以上にグロウしましたので腐りませんでした。とくにアイヤイ対面ですとアナベルを飛ばすことができたためけっこういい働きをしたのではないかと思います。ちなみにもともとこの枠はハロエフェですね。ネクパニとハロエフェ、チャクラム、バッドナンバーで悩み、バッドナンバーになりました。

 

次に燐廻転生

 

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これも前回紹介したアーツですね。やはり詰めの弱さに心配があったということもありますが、一番の採用理由は、燐廻アルフォウがあまり知られていないことです。やはりメタ外ということもあり唐突に輪廻うつとけっこうささります。

ちなみに今回の対戦では一回も使用しませんでした。ミュウではうつまでもなく負け、エルドラアイヤイはうつまでもなく勝ちました。まあ結果だけでみると防御アーツでよかったじゃないかというふうになりますが、二日前に行った調整会までこの枠をダウトクリューソスにしていたのですが想像以上にささる対面が少ない上に重いということで輪廻の採用になりました。

ちなみにダウトクリューソスをきった一番の原因は、2遊月に対して一回銃声を防いだとしても誤差だったからが大きいです。

 

残り。

 

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これは採用理由いう必要ないかなと思います。強いて言うならアンサプは最近採用している人いないですが、僕このカードすごい愛用しているのと、使い方を過去の記事にて解説してますのでそちらを見てみてください。端的に解説するならば、アルフォウは対面レベル2のパワー5000の処理が非常に苦手です。それの補助ができるのがアンサプです。アルフォウは、レベル2にグロウ時点でトラッシュがグロウコストで3枚あります。そこからサユラギアタックをするとトラッシュが+3枚、そこに何かしらで+1枚トラッシュを肥やすと7枚になり、アンサプが全体マイナス5000することができます。ちなみにその何らかの+1枚はダガが一番適しているため、ダガが好きな理由のひとつでもあります。もしレベル2でアンサプを使わなくても面が飛ぶ場合は、7落としに使ったり、アステカ蘇生で2面埋め防御としても使うことができます。LBサユラギをめくるとレベル3のときに使うことができる可能性もありますね。

クラチャンとフォーカラーはお馴染みなので割愛。クラチャンをあえて採用しないということも考えましたが打たなかった場合おそらく確定でグロウできないので即却下になりました。

 

 

というような感じの構築で、僕は東京予選に臨みました。

ちなみに、この構築、きってる対面は、カニ、あーや、2遊月、ウリスあたりです。それに加えて調整会で気づいたのですが、このアーツ構成だとユキのヴェルサをとばすことができません。(アーツで15000を焼けない、出現時がでないためサユラギでマイナスできない、チャームがつけれない)よって、5に乗られるとほぼ負けます。ダウトクリューソスをいれていけば飛ばせましたが抜いてしまったので...

 

欠陥すぎるだろ!っていまさら思いますが、まあ当たらなければと思っていたので結果オーライです。実際、大将にロストレージかセレクターがくると読んでいたので僕は先鋒、不利対面にあたる可能性は低いかなと思っていました。

 

 

 

とりあえず対戦ごとにすこしだけ解説。

 

 

1回戦。5ミュウだったのですが、わりかし有名な人一方的に知ってる人でwps上位にいるような方だったのでちょっと緊張しました。まず、じゃんけん負けました。ミュウ相手にじゃんけん負けは非常にまずかったです。5に乗られると、2エナ(チャムタク)で2面エクシードで取られるため、ほぼ5に乗られると勝てないと想定していたからです。

 

後攻1ターン目、アルマイル、ダガどちらも引けなかったため盤面1点、ルリグアタックはガードされて1ターン目に1点しかとれず。この時点で正直ほぼ負けを覚悟していました。一応環境的に5ミュウならばグソグ軸だと思ってましたので、アーツ2枚を吐かせて5で3面要求できればと思いましたが、後攻1ターン目に1点となると、残り2、3、4レベルのときに盤面合計最高9点、それをアーツ1枚が3点抑えるとすると3点×2の6点減り、絶望的です。

後攻2ターン目、対面はボクマキリ2面でエナを伸ばし、殴ってきました。ノーパンはされませんでした。しかしこっちも事故っていたため非常にきつかったのですが、後攻2ターン目用に採用しているアンサプをうち、全体5000マイナスをかけ全面あけました。しかし、僕が一番打たれたくないアーツを打たれました。フェイタルバニッシュです。アルフォウには基本的にパワー7000以下のシグニしかいないためコインベットなしで全面焼けます。これで盤面0点、ガードもされ、後攻2ターン目終了時点で対面盾6。正直勝ちプランが全く思いつかずちょっとずつ長考ぎみに。ごめんなさい。

 

って感じの序盤の展開で、まあ想像通りなんですが負けました。一応面の要求はしっかりしたのですが、バイオハザードベットで2面うめで面を守られ5に乗ったタイミングで対面盾2、負けました。

 

 

2回戦。5エルドラだったのですが、なんか対面がガチな感じではなく、まずフラッシュバックをうたれた時点でなんとなく察しました。しかも4に乗ったときにルリグ効果でリヴァイアサンがでてきたため、非常に驚きました。なんとこのリヴァイアサンがでたことで対面のアーツが残りアンコールしたフラッシュバックだけになってしまったのです。しかも対面のデッキはのこり2枚。ハンマーチャンスで盾を2枚回復されワンチャンLB狙いできるとは思いましたがサユラギアタックでデッキがなくなるためほぼ無意味、対面はラス盾においのりするだけでしたがイカがめくれて5に乗る前に対戦終了。ガチな5ドラではなかったですが、逆に新鮮で面白かったです。

 

 

3回戦。4アイヤイで、前にりくさんが遊々亭にて紹介していたものをすこし改造したものでした。アーツにパーフェクトが入っていることが予想できたのですが、一応応報もワンチャンあるかと思い多少警戒しました。後攻でしたが、1ターン目にアルマイルをたてることができ、ルリグアタックも通ったため3点、しかもルリグ効果でトラッシュに落ちた中にフルフルが2枚入っており一気にトラッシュがこえました。すると対面はノーパンされましたがこちらの引きがよかったため毎ターンしっかり要求、4に乗ったターンにリフに入れられ6点からショットされそうになりましたが、盾にサユラギが2枚入っていることを確認できたためおそらくテキサがめくれてほぼ負けないことを確信、ついでにアナベルをバッドナンバーで飛ばしそのターンは返されました。つぎのターンサバをチャージしアンチアビリティをかまえ、確定で耐え。ターンが返ってきてフルフル3面からカツレツして輪廻。投了されて勝ち。

 

 

簡単にまとめるとこんな感じでした。正直想定した対面にあたっていないため思うような動きはできませんでしたが、想像通りの展開だったなという印象です。ミュウは先攻とれさえすればワンチャンありますが、今回は対面がうまかったです。

 

個人的には、初チーム戦だったので予選落ちとはなってしまいましたが楽しかったです。otherで2ー1でしたしまあ悪くなかったんじゃないかなって思ってます。

決勝のほう見た感じハナレがすごくよさそうだなと思いました。

 

また、いつもはTwitterでしか絡みがない方などと直接お話ができたりして非常に楽しかったです。ありがとうございました。

 

 

今回のチーム戦でアルフォウを使った感想としては、まあやはりできることがそこまで多いわけじゃないため、やはりハンデスできるハナレであったり、ルリグ効果で防御できるウムル、タウィル、ロングショットできるアイヤイ、なんかいろいろできるミュウ。やはりこのようなメンツからアルフォウを選択するというのは難しいのかなという感じです。僕の場合はチームメンバーからokもらえたので握りましたが、正直最適解ではないなーと。まあでも、戦えないわけじゃないですし、もしアルフォウで世界大会予選にでたい!ってひとがいれば、ぜひ参考にしていただければいいなと思います。

 

今回の結果によって改善点等がまた新たに見つかったので、それをふまえ、また新たなアルフォウ構築を考察していこうと思います。

 

 

今度は一回がらっと構築を変えようかななんて考えてます。

 

ここまで読んでいただきありがとうございましたー

ではこの辺で。